2013年4月15日月曜日

ネット中継と双方向会議

6月12日に、ILCの技術設計書完成のセレモニーをやります。昨年末12月に、大体できたところで一度お披露目会をやったのだけど、今度は世界各地を結んで、設計から実現へ向けた本格始動がテーマです。内容は次の機会にお話するとして、今日はちょっと頭を痛めている話です。

今回、国内外の会場をネットで結んで、双方向のやり取りをする計画です。アジアのメイン会場は東京ですが、中国、インド、韓国を結んで、リアルタイムでメッセージをもらう予定です。国内にもサテライト会場を作って、東京に来ることができなくても、ネットを通じて参加してもらおうと考えています。報道の方に来ていただくので、日英双方向の同時通訳つきです。多地点を結んで、双方向中継ができるようにしなければなりません。アイディアはあります。web会議システムを使えば良いのです。私たちは、日頃からweb会議やテレビ会議をやっているので、何とかなるかな、と思っています。ただ、普段使っている会議室と大きな会場ではやはり違います。どうすれば臨場感溢れた多地点セレモニーができるか、考えています。
でも、今回はそれだけではないのです。web会議を使った双方向中継と同時に、web放送も計画しています。web会議は関係者しか参加できないので、セレモニーの様子をインターネットで放送して、たくさんの人に見ていただこうというわけです。これも日英2カ国後でやります。昨年12月のイベントでustreamを使って、2カ国後放送をしました。その時はうまく行きました。
しかし、、、、web会議(それも大きな会場で)とネット中継を同時にやったことはありません。しかも同時通訳つきです。スクリーンが何台いる?パソコンは何台?カメラは?(web会議に普通使っているのはちっちゃなwebカメラだし、、)、通訳の音声をどうやって会議と中継の両方に送る?会場の音声と干渉しないのかな?
疑問だらけです。明日、その打ち合わせをやることになっています。優秀な若手が解決してくれることを祈って、、、もうすぐ羽田につきます。

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